上岡龍太郎は現在ゴルフ三昧?自宅の場所や島田紳助も感銘を受けた名言!
芸能界を引退した伝説の芸人・上岡龍太郎さんは現在どうしているのでしょうか?
ゴルフ三昧で余生を謳歌している上岡龍太郎さんの自宅の場所や島田紳助さんも感銘した名言を要チェック!
上岡龍太郎さんは1960年代に時事問題を交えた漫才で一世を風靡した『漫画トリオ』の横山パンチさんとしてデビュー。
その後、❝上岡龍太郎❞と名前を変え1990年代は毎日テレビに登場するほど人気絶頂の芸人でしたが2000年4月に引退します。
上岡龍太郎さんの存在は大きく、引退から18年経った2018年1月現在も毎日ツイッターで上岡龍太郎さんの名前が呟かれているほどです。
そんな上岡龍太郎さんは現在何をしているのでしょう。
上岡龍太郎は現在どうしている?
引退後、上岡龍太郎さんはゴルフに明け暮れる生活をしているとのこと。
現在の様子についてはオール巨人さんのブログでも確認することができます。
“ 先日、ゴルフ場で『巨人君巨人君』って後ろから声を掛けられて、振り返ると上岡龍太郎師匠でした!(2013年10月1日)
今日も上岡龍太郎さんと会いました、先日は上岡龍太郎さんと紳ちゃんと一緒にラウンドしましょうかって話が有ったんですが、僕の都合が合わずでした!(2015年8月27日)”
引用元:【オール巨人の一笑懸命・フルスイング】
そのゴルフ場がどこなのかについては明記していませんが、大阪府池田市中川原町16-3にある『伏見ゴルフ倶楽部』である可能性が高そうです。
というのも、2017年10月15日BS放送のアマチュアゴルファーがプロゴルファーに挑戦する番組『ゴルフ侍,見参!』にオール巨人さんが本名の南出繁(ミナミデ シゲル)さんで登場するのですが、そのゴルフ場が伏見ゴルフ倶楽部だったんです!
プロゴルファーに試合を挑戦する上で、ハンデもさることなら自分の行き慣れたホームグラウンドで対戦をしてこそいい勝負になりそうですからね。
オール巨人さんの自宅の最寄り駅が大阪府吹田市にある阪急電鉄千里山駅から近いことからも、オール巨人さんの行きつけのゴルフ場は伏見ゴルフ倶楽部であると言えるでしょう。
そしてオール巨人さんが上岡龍太郎さんと度々同じゴルフ場で出会っているということから考えると、上岡龍太郎さんも『伏見ゴルフ倶楽部』で頻繁にプレーをしている可能性が高いと言えるでしょう。
ちなみに、オール巨人さんがプロに挑んだ『ゴルフ侍,見参!』結果ですが、プロゴルファー・井上久雄さんが勝ちました。オール巨人さん残念!
余談ですが、オール巨人さんの息子さんはゴルフ飛距離を競うドラコンプロの南出仁寛(ミナミデ キミヒロ)さんです。
雰囲気やガタイがオール巨人さんに似ていますね!
また、2017年10月27日のオリコンニュースで橋下徹さんがインタビューに答えた時にも上岡龍太郎さんの名前が登場します。
“政界引退後に始めたというゴルフで、芸能界を引退した島田紳助さん、上岡龍太郎さんと超豪華なメンバーでラウンドした”
引用元:【橋下徹氏、超豪華ゴルフ明かす 島田紳助さん&上岡龍太郎さんと共にラウンド(オリコンニュース)】
その昔『BIG3世紀のゴルフマッチ』という明石家さんまさん、タモリさん、ビートたけしさんがプレーをするゴルフの特番がありましたが、それに肩を並べるほどの超豪華メンバーですよね!
上岡龍太郎さんは引退する際にシニアプロゴルファーになると公言していたので、そのためにゴルフ三昧の生活を送っているのかもしれませんが、「さすがに15年もゴルフ三昧をしていると飽きてきた…」と周りに漏らしています。
2015年8月8日のエキサイトニュースでは上岡龍太郎さんが引退したことを後悔しているといった報道がありました。
“上岡龍太郎さんは何度も「辞めたことを後悔した」と言っているそう。1週間に4日ゴルフ、2回映画を観る生活をやっていたら刺激がなくなった。だから、最近は島田紳助さんとゴルフに言っていることも明かした。”
引用元:【引退した上岡龍太郎は週4日ゴルフに2回映画で「芸能界辞めたことを後悔した」最近は島田紳助とつるむ(エキサイトニュース)】
島田紳助さんも芸能界を引退していますが、現役の頃から上岡龍太郎さんを師と仰いでいたのと、2018年現在同じ生活環境でいることから、一緒の行動になることは自然の成り行きでしょう。
引退したことを後悔しているのは芸能界でやり残したことがあるというわけではなく単に“ヒマ”だということですね。
ところで、上岡龍太郎さんは引退してから何回ゴルフをプレーしたのでしょうか?
2000年に上岡龍太郎さんは引退していることと、2018年現在までに週4回ゴルフに行っていることから計算してみたところ・・・
(2018-2000)×52×4=3744回
驚異的な数字です!
また、映画も週2回見ていると上岡龍太郎さんが言っているので、3744回の半分の1872回!
これだけ同じことの繰り返しの毎日だったら、刺激がなくなるのも納得ですね。
1800本以上も映画を見ていたらかなり深い専門的な知識が身につきますし、台本がなくとも立て板に水のように全く噛むこと無く話できる上岡龍太郎さんですから、引退を後悔しているのなら、映画解説者として復帰してもいいのにと思えますね。
上岡龍太郎さんはゴルフだけでなく、ランナーとしても有名ですが、現在は大阪城の堀の周りで目撃されている情報があがっています。
引退前に「ジョギングで桜前線とともに北上し、紅葉前線とともに南下する」と上岡龍太郎さんが言っていましたが、季節の移り変わりを自分の足で追いかけながら感じるなんてとてもロマンチック。
定年退職後は上岡龍太郎さんの様な生活が送りたいものですね…。
上岡龍太郎の自宅はどこ?
上岡龍太郎さんは大阪市内に住んでいると考えられます。それは、弟子の大空テント(オオゾラ テント)さんが不慮の事故(※後述)で亡くなられた時に撮られた画像から推測できます。
“午後6時すぎ、外出するため姿をみせた上岡さん”
弟子だったテントさんの訃報に、思いを語る上岡龍太郎さん=大阪市内
引用元:【上岡龍太郎さん 愛弟子テントさん事故死に悲痛「思いがありすぎて…」(株式会社デイリースポーツ)】
取材陣が上岡龍太郎さんの自宅近くで待ち伏せしているところをとらえた画像の説明が大阪市内とありますね。
それと、上岡龍太郎さんには息子が一人います。小林聖太郎(コバヤシ ショウタロウ)さんと言い、出身地が大阪府大阪市城東区となっています。
上岡龍太郎さんは大阪城のお堀でジョギング姿をよく目撃されているということは、近くに住んでいると考えられるので大阪府大阪市城東区森ノ宮の周辺に自宅があるのではないでしょうか。
ちなみに、城東区に高級住宅街というものは無く坪単価も安いことから上岡龍太郎さんの自宅はかなりの敷地面積を誇る豪邸であることも予想できますね。
嫁や子供は?
上岡龍太郎さんの嫁は一般人ということもあって名前や画像などは公表されていませんが、告別式の時にチラッと映っている女性の姿が確認できます。
こちらは横山ノックさん告別式の時の画像です。
“夫人とともに会場を去る上岡さん。自宅で待ち受けた報道陣には、「堪忍して」と穏やかに手を合わせた”
引用元:【芸能界引退7年、上岡龍太郎に復帰待望論(産経新聞社ZAKZAK)】
助手席に座っているのが上岡龍太郎さんの嫁さんですが、黒髪ストレートで若い印象ですね!
顔まではこの画像からは分かりませんのでもう少し分かる画像を見てみましょう。
これは先ほどとは別で桂米朝さんの告別式の時の画像です。
上岡龍太郎さんの隣にいる女性は、先ほどの画像と髪の長さや頬の感じが似ているので、上岡龍太郎さんの嫁だと思われます。
色白で優しい雰囲気がステキな女性ですね。それに上岡龍太郎さんよりもかなり若い印象です。
二人の出会いは、上岡龍太郎さんが漫画トリオとして活躍していた頃にさかのぼります。
「漫画トリオ」とは横山ノック、横山フック、横山パンチの漫才グループです。
嫁さんが横山パンチ(上岡龍太郎)さんのファンで、足しげく漫才の舞台を見に行っていたことがきっかけで知り合い、上岡龍太郎さんの方から「君は将来、僕と結婚する」と口説き続けていたことをパペポTVで告白しています。
女性に対して硬派なイメージがあるので驚きですが、更に驚きの事実が!
当時、上岡龍太郎さんは30歳を超えていましたが、嫁は中学生だったんです!
中学生のときに自分のファン=大好きな人から「君は将来、僕と結婚する」と言われるなんて、なんて幸せな人なのでしょう!
このエピソードを聞いた笑福亭鶴瓶さんは、「30歳過ぎた男が女子中学生を口説くなんてあんた犯罪者や!」とツッコんでいましたが、女性の立場からしたらお姫様にでもなった気分ですよね。
結婚後、1971年3月3日に長男・小林聖太郎さんが誕生。現在は映画監督として活躍しています。
上岡龍太郎さんは引退してから週に2回映画を見ていたと言っていたので、小林聖太郎さんと一緒に見ていた可能性がありますね。
小林聖太郎さんの作品は下記の通りです。
- 2017年1月20日公開『破門 ふたりのヤクビョーガミ』
- 2015年1月31日公開『マエストロ!』
- 2011年2月5日公開『毎日かあさん』
- 2007年12月22日公開『かぞくのひけつ』
小林聖太郎さんの作品とは知らずに『マエストロ』のタイトルに魅力を感じてレンタルしたのですが、配役がピッタリで最後まで楽しんで見れました。
映画の最後、マエストロの奥さん一人のためにオーケストラの団員の心が一つになって演奏するシーンは泣けましたよ!音楽が好きでハッピーエンドの映画をお探しの方にはオススメの作品です。
上岡龍太郎さんの息子さんではありませんが、上岡龍太郎さんの妹さんの息子たち、つまり甥っ子たちに若手実力派漫才・ミキがいます。2017年のM-1グランプリで3位になり、漫才師・中川家以来の兄弟コンビとして大注目のふたりです。
ミキは、上岡龍太郎さんの妹の長男と次男、つまり甥にあたります。
ミキは二人の苗字である❝三木❞が由来とのこと。兄の三木 昴生(ミキ コウセイ)さんがツッコミ担当。弟の三木 亜生(ミキ アセイ)さんボケを担当しています。
弟子は?
上岡龍太郎さんの息子さんや甥っ子さんだけでなく、お弟子さんも活躍しています。特に2人に焦点をあててみましょう。
ぜんじろう
ぜんじろうさんは、1992年10月放送『テレビのツボ』で一躍有名になりました。1998年からアメリカに移住してコメディアンとして活躍したあと、世界中でライブ活動をしています。
2月1日(木)は、タイで、タイ語でのコメディ公演です!海外で活動と言うと何かと『アメリカ』に偏りがちですが、タイも独自の文化を持っています。いろんな国でやってこそ国際派です。これもフィールドワークにひとつです。14:30〜 @タイ工業大学 pic.twitter.com/eJQKiQdFEz
— ぜんじろう (@zenzenjiro) January 12, 2018
タイ語も操るとは恐るべしですね、ぜんじろうさん。
大空テント
そして先ほど少し触れましたが、大空テントさん。年間50日しか仕事をしない人で、滅多に現れないことから”ツチノコ芸人”として有名でした。
上岡龍太郎さんは大空テントさんを「70歳で売れる芸人や」と評し、ギャグが斬新過ぎて時代が追いついていないのが理由だとしています。
大空テントさんの一人コント、人間パチンコ。
しかし2016年9月27日、大阪市天王寺区の交差点で乗用車にはねられ頭を強く打ち亡くなられました。
大空テントさんは当時65歳で、後5年で売れたはずだったのにと大勢の芸人仲間から悔やまれる中、上岡龍太郎さんは「突然のできごとで、衝撃的で呆然自失としております。さすがの私も言葉がございません。」と米朝事務所を通じてコメントを発表しています。
交通事故は一瞬のことで、大空テントさんはまだまだやり残したことが有ったのではないかと思うととても残念ですね。
愛弟子ぜんじろうさんが渡米してコメディアンとしてチャレンジしている頃、師匠の上岡龍太郎さんは引退を決意することになりますが一体何が原因だったのでしょうか。
上岡龍太郎の引退理由は嫁が原因?
上岡龍太郎さんは、2000年に芸能界を突然引退していますが、実は突然ではなく1997年のパペポTV新春スペシャルのオープニングで既に引退表明をしていたんですよね。
「2000年に芸能界デビュー40周年を迎える。ボクの芸は20世紀で終わり。21世紀には新しい人生を歩みたい」
引退を決意するのに、いくつか要因があったとされていますが、上岡龍太郎さんの嫁の一言が一番大きかったとのこと。
それは上岡龍太郎さんが嫁さんとテレビを見ていた時、出演していたベテラン芸人の滑舌が今ひとつである様子を見て、「こんなふうになってまでテレビに出たくない。僕がこんな感じやったら言ってくれ」と言ったところ「あら!あなたもこんな感じよ」と応えたことが決定打になったとしています。
それまでも引退を意識はしていたのでしょうが、ずっと上岡龍太郎さんの一番のファンであった嫁の言葉が一番響いたのでしょうね。
それに加えて上岡龍太郎さんがかなり貯蓄していたことも引退する原因になったと噂されています。どのくらい蓄えていたのでしょうか。
現役時代の代表するテレビ番組だけでもこれだけあります。ここから収入を計算してみましょう。
- 『探偵!ナイトスクープ』1988年3月~2000年4月
- 『鶴瓶上岡パペポTV』1987年4月14日~1998年3月31日
- 『上岡龍太郎にはダマされないぞ!』1990年10月7日~1996年10月6日
- 『ラブアタック!』1975年11月2日~1984年10月14日
- 『花の新婚!カンピューター作戦』1978年10月1日~1991年3月31日
この番組が全部で何ヶ月になるか計算したところ下記の様になりました。
- 『探偵!ナイトスクープ』145ヶ月
- 『鶴瓶上岡パペポTV』132ヶ月
- 『上岡龍太郎にはダマされないぞ!』72ヶ月
- 『ラブアタック!』108ヶ月
- 『花の新婚!カンピューター作戦』149ヶ月
145+132+72+108+149=606ヶ月になります。
鶴瓶上岡パペポTVで上岡龍太郎さんが「僕はこれ一回で200万ですからね」と発言していたことがあり、それを額面の半分に見積もり100万円、各レギュラー番組が週一回の放送だったとして計算をすると・・・
606ヶ月×4=2424回
2424回×100万円=24億2400万円!
また、芸人・西川のりおさんが上岡龍太郎さんの貯金のことと引退について次のようなコメントをしています。
“「1億2億の倍のまだ倍。そのまた倍の倍の倍くらいある。お金使う時間が無くなってしまうと」などと述べた。”
引用元:【上岡龍太郎氏 夫人の言葉で引退決意(神戸新聞|デイリースポーツ)
2億×2×2×2×2×2=32億になりますね!!!
上岡龍太郎さんのホームグラウンドであろうと予想される伏見ゴルフ倶楽部でプレーするなら何回できるでしょう。
伏見ゴルフ倶楽部は1回2万6000円のプレー代ですのでそこから計算すると…
32億÷2,6万≒123,076回!
毎日ゴルフしても約337年間行けますよ。
お酒やギャンブルには一切お金を使わなかった上岡龍太郎さんなので32億もあれば働かなくても生きていけます。
今までと同じように忙しく働いていたら、「お金使う時間が無くなってしまう」って、まさしくそうですよね。
引退表明を受けて即座に反応したのは、上岡龍太郎さんを師と仰ぐ島田紳助さんでした。
“「芸能界での道標を失ってしまう。引退を考え直してくれ」という旨の手紙を送った。上岡龍太郎さんからの返信は「ずいぶん前から君は僕の前を走っているんだよ」。島田紳助さんは涙が止まらなかった“
引用元:【「ボクの芸は20世紀で終わり」上岡龍太郎が芸能界引退した理由(エキサイトニュース)】
この経緯があって、上岡龍太郎さんと島田紳助さんは今も仲がいいのですね。
今だに上岡龍太郎さんも島田紳助さんも引退を惜しまれていますので、期間限定でもいいから復帰してもらいたいと望みます。毎日どこかで上岡龍太郎さんの名前が出てくるのは、世間も復帰を望んでいる証拠ですよね。
上岡龍太郎さんの復帰が望まれる理由として、名言がたくさん言い継がれているんです!
後半に続きます!
上岡龍太郎の天才的な名言集!
上岡龍太郎さんの名言は笑いと発想の転換が秀逸なものがたくさんあります。
超能力者に対する名言
テレビの収録中に超能力者に向かって「そんなスプーンなんか曲げなくていいから、目の前のカメラをその力で今ぶっ壊せ。弁償は俺がするから。」って言って、超能力者が怒って帰ってしまった話。
上岡龍太郎さんは、占いや霊能、超能力者を毛嫌いしていました。上岡龍太郎さんのお母さんが乳がんで闘病しているときに霊能者が来てお金をむしり取っていった苦い過去があったからだそうです。
幽霊についての名言
「ほんまに幽霊ちゅうもんが存在するんやったら、原爆落とされた広島の市民球場で米国人のバースがばんばんホームラン打てるわけない」
こんな発想もあるんだ!と、驚きとともに妙に納得しちゃいますね。
笑いに対する名言
「テレビでウケるものは2パターンしかない。 素人が芸を見せるか、スターが私生活を見せるかのどちからだ。」
意外性が笑いのポイントだという意味なのですが、実は❝素人の芸❞という部分に上岡龍太郎さんの皮肉が含まれてているんです。
上岡龍太郎さんがテレビに登場する時のキャッチフレーズは
「芸は一流、人気は二流、ギャラは三流。恵まれない天才、私が上岡龍太郎です。」
でした。
上岡龍太郎さん自身が「テレビでウケるのは素人の芸。自分は玄人の芸だからテレビではウケない。だから芸は一流だけれども、人気は二流で、よってギャラは三流」と自分の芸に対する評価が追いついていないと常に思っていたのでしょう。
自分のことを堂々と一流と言えることは凄いですが、それを聞いても不思議と嫌味に感じないのが更に凄いですね!
最大なる名言は、横山ノックさんのお別れ会の乾杯の挨拶です。
約4分間のスピーチを原稿もなく、一度も間違えること無く、おだやかな口調で完璧にこなしました。
“「漫才師から参議院議員、大阪府知事から、最後は被告人にまでなったノックさん。
相方や車や住まいや肩書はコロコロと変えたけど、奥さんだけは生涯変えなかったノックさん。
人を笑わせるのに自分は泣き虫で
賑やかなことが好きで寂しがり屋で
ありがた迷惑なほど世話焼きで
ああ見えて意外に人見知りで
甘えん坊で 頑固で 意地っ張りで 負けず嫌いで
天真爛漫で子供っぽくてかわいくて
そしていつでもどんな時でも必ず
僕の味方をしてくれたノックさんノックさん
本当にありがとうございました
ノックさん
本当にお疲れ様でした
そして、ノックさん
本当にさようなら。」“
引用元:【横山ノック お別れ会 献杯の挨拶】
このときは、上岡龍太郎さんの名前ではなく、漫画トリオの時代の横山パンチさんの名前で横山ノックさんを送り出しました。何度聞いても泣けてしまいます。
島田紳助も感銘を受けた『知識のドーナツ化現象』
『知識のドーナツ化現象』という言葉だけでは内容が理解できない表現で上岡龍太郎さんらしい名言があります。
上岡龍太郎さんが定義する「知識のドーナツ化現象」とは、誰でも知っている中心部分の知識は覚えずに、周りの人があまり知らないことを覚えておくことです。
この現象を人に見せれば、人は自分のことを知識のある人だと勘違いしてくれると言っていますが、これだけではまだ分かりにくいので、『松紳』で島田紳助さんが松本人志さんに「知識のドーナツ化現象」を説明していることを引用して解説しましょう。
“例えば野球選手で誰が好きかと聞かれたら、有名な人の名前より、マニアックな選手を1人言う。たったその1人の情報をちょっと詳しく説明すると、世間は自分のことを「プロ野球全部を知ってる」みたいに言われるのがドーナツ化現象。❞
引用元:【松紳】
これは一般的にも使える考え方ですよね!仕事なら営業先での雑談などで使うと頼りになる営業マンだと思ってもらいやすくなるでしょうし、気になる女性との会話の中で使うことで博学だと印象付けることもできます。
上岡龍太郎さんのように知的な笑い芸ができる人はなかなか登場しません。だからこそ引退後も度々話題に登るんですね。
復帰が望まれる中、ゴルフ三昧をする、芸能界は復帰しないと引退前に言っていた通りのことをし、全くブレないところが好感が持てます。
知識のドーナツ化現象で、肝心なことは何も知らない、覚えていないと言いながら、本当はかなりの努力をして博学だったはずです。
息子の小林聖太郎さんも、甥っ子の漫才師ミキも、弟子のぜんじろうさんも大活躍していて、満足しているのではないでしょうか。
引退を後悔されている報道もありますので、本格的に芸能界復帰でなくとも、テレビの特番出演を前向きに考えてくれたら良いのにと思います。
これからも、上岡龍太郎さんの嫁さんと一緒に元気で仲良く過ごしてください。