鹿賀丈史の認知症疑惑の真相!体調不良の理由と関係があった?
ドラマに舞台と活躍している鹿賀丈史さんになんと認知症の疑惑がっ!
過去に『体調不良』を理由に舞台を降板したこともあり、テレビでも見る機会が少なくなっていますが本当なのでしょうか?
鹿賀丈史さんの認知症疑惑の真相を要チェック!
鹿賀丈史さんは劇団四季の出身でミュージカルでは主演から脇役まで様々な役を演じてきました。
退団後は映画・ドラマ・舞台以外にも様々な分野に出演を果たすダンディな個性派俳優として活躍していますが、還暦を過ぎた鹿賀丈史さんに認知症疑惑が浮上しています。
実際のところはどうなのでしょうか?噂される理由と共に真相を確認してみると意外なことが分かりました。
鹿賀丈史に認知症疑惑が浮上!
現在66歳の鹿賀丈史さんが認知症ではないかという噂があり世間では心配の声が上がっています。
65歳以上の5人に1人が認知症といわれていますので、可能性として充分に考えられますが、どうして鹿賀丈史さんの認知症疑惑が囁かれ始めたのでしょうか?
それには鹿賀丈史さんのドラマ出演本数の激減が関係していることが分かりました。
鹿賀丈史さんがこれまでに出演したドラマをまとめると以下のようになります。
1982年に「疑惑」、1984年に「麻雀放浪記」、1986年に「キャバレー」で日本アカデミー賞受援男優賞を受賞しており、1983年には年間ドラマ出演数が14本にも上っています。
1992年以降は「殺人捜査シリーズ」で主演を務め、1995年にはドラマ5本、1996年ではドラマ6本に出演していましたが、2002年以降はドラマへの出演が1~3本に激減しています。
テレビへの露出の少なさが原因となって、「認知症が理由ではないか?」と噂され始めたのです。
しかしながら、ただテレビの❝露出減❞だけで、なぜ認知症疑惑になってしまったのでしょうか?
それには、鹿賀丈史さんが起こした過去の出来事がきっかけになっていました。
鹿賀丈史が認知症と噂になった理由が判明!
ミュージカル舞台出身の鹿賀丈史さんは、劇団四季を退団後も2000年9月8日に『マクベス』2001年11月以降2003年・2005年・2007年と『ジキル&ハイド』などの有名舞台作に出演していました。
さらに『レ・ミゼラブル』では主役のジャン・バルジャンと冷酷な警部ジャベールを1987年~2001年まで14年間演じ続けました。
TVでの露出が激減した鹿賀丈史さんですが、2000年以降ほとんど毎年舞台出演をしており、時には1年で違う作品に3つも出演しているときもあります。
そんな鹿賀丈史さんですが、実は体調不良を理由に何度か舞台を降板したことがあり、その時の鹿賀丈史さんの様子から「認知症ではないか?」という噂が広まってしまいます。
それでは各舞台の降板理由について順番に確認していきましょう。
『You Are The Top~今宵の君~』を体調不良で降板
2002年、鹿賀丈史さんは三谷幸喜さん作品『You Are The Top~今宵の君~』に出演する予定でした。
劇団四季時代の同期で盟友の市村正親さんと戸田恵子さんとの3人芝居ということで注目されていた舞台です。
しかし、鹿賀丈史さんは初日の3日前にこの舞台を降板してしまいます。
降板した理由について体調不良と公表されていましたが、実は鹿賀丈史さんがセリフをほとんど覚えていなかったことが本当の理由だったとされています。
急遽代役に抜擢されたのは浅野和之さん。
なんと舞台の稽古を1週間で仕上げたというから驚きですね!
ちなみにこの舞台の演出は三谷幸喜さんが手掛けたのですが、鹿賀丈史さんの突然の降板に三谷幸喜さんが大激怒したというエピソードがあります。
❝三谷さんも激怒して『もう二度と使わない!』と言っているとか。❞
引用元:【真田丸』絶好調も、三谷幸喜が「二度と起用しない」と“絶縁宣言”した大物俳優とは?(日刊サイゾー)】
これ以降、三谷幸喜さんの作品に鹿賀丈史さんが出演していないところをみると、激怒したことは本当のようですね。
『ラブ・ネバー・ダイ』を体調不良で降板
2014年には、『オペラ座の怪人』の10年後を描いた作品『ラブ・ネバー・ダイ』(2014年3月12日~4月27日まで)でも、体調不良のために、ファントム役をトータル5公演、降板しています。
この時、鹿賀丈史さんは入院はしておらず、体調が戻り次第復帰するという状況でしたが、この時は市村正親さんがWキャストを務めていたため、鹿賀丈史さんが休演の時には代演として2役こなしています。
同舞台では、鹿賀丈史さんが劇中に歌うシーンがありますが、観客からは
- 声が出ていない
- 歌詞を忘れて沈黙になっていた
- 歩き方がよろよろとしていた
など、鹿賀丈史さんの様子を心配する声が多数上がりました。
「セリフが覚えられない」「歌詞を忘れる」「歩き方がおかしい」といった様子から、認知症を疑う声も上がり始めます。
映画『木村家の人びと』の役柄が関係?
鹿賀丈史さんと認知症を結びつけた一番可能性の高いものが1988年5月14日公開の映画『木村家の人びと』の設定。
鹿賀丈史さん演じる主人公は小遣い稼ぎをすることに生きがいを感じ、家族そろって毎日せっせとお金を貯めている中、兄夫婦が認知症の母親を引き取るよう押しかけてきて、一家は認知症の母親と一緒に生活することになるといったストーリーです。
このため、鹿賀丈史さんと認知症が関係しているかのように感じた人が多く、更に舞台を度々降板、そしてテレビで見る機会が減ったことが重なって真実かのように噂が広まったと見て間違いないでしょう。
しかし実際の舞台降板理由は認知症ではなく次に紹介する病気が理由だったのです。
後半に続きます!
鹿賀丈史は病気を患っていた!
鹿賀丈史さんが過去に患った病気として情報が上がっているのが下記の病名です。
- 虫垂炎
- マロリーワイス症候群
各病名について簡単に解説します。
虫垂炎とは?
よく❝盲腸❞と混同されてしまいがちですが、盲腸とは大腸と小腸の境目の部分であり、虫垂とは盲腸の先端にある尻尾のような形状の部分を指し、ここに炎症が怒ることを虫垂炎と言います。
虫垂炎の痛みは、時間がたつにつれて我慢できないほど激しい腹痛になり、放っておくと虫垂が破裂し深刻な状態になってしまいます。
鹿賀丈史さんは舞台『You Are The Top~今宵の君~』の時に虫垂炎になってしまい、治療には早期の切除手術が必要なためやむを得ず降板となりました。
マロリーワイス症候群とは?
マロリーワイス症候群とは、何度も吐いてしまうことで食道の出口と胃の入り口あたりが裂けてしまい、吐血することをいいます。
45歳~50歳くらいの男性に多く立ちくらみや、みぞおちあたりに痛みを感じるとされています。
鹿賀丈史さんは1990年に公演した『レ・ミゼラブル』でマロリーワイス症候群にかかり、終演後に緊急入院しました。1週間ほどで退院することができたそうです。
ここまで鹿賀丈史さんの認知症の真相と噂に上がった理由、過去に患った病気についてお伝えしてきましたが、認知症に関しては完全に噂止まりと見て間違いないでしょう。
2017年には『精霊の守り人』で平幹二郎さんの代役を務めたり、映画『相棒 -劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断』では、重要な役どころを演じ、更に2018年には大河ドラマ『西郷どん』への出演も決まっていますからね。
ただ、色んな所にガタが出てきてしまう年齢的になってきているので、肩がけ資産には体調管理をしっかりとしていただき、これからも末永く活躍してもらいたいですね。