ディーンフジオカの歌がダサい理由を検証!どんな楽曲がお似合い?
モデル、俳優、歌手とマルチに活躍しているディーンフジオカさんですが、歌がダサいとの噂が!なぜダサいと噂になってしまったのか?
そして一体、どんな曲ならディーンフジオカさんに、似合のか?ディーンフジオカさんの歌を要チェック!
俳優としての活躍が目立つディーンフジオカさんの歌声はさぞかしステキなんでしょうねと注目が集まりましたが、世間では“ダサい”と噂に…。
一部では下手とまで言われていますが、ディーンフジオカさんの歌の実力はいかに!?
ディーンフジオカの歌声が話題に!
ディーンフジオカさんはMステとミュージックステーションに歌手として出演。披露したのは「Unchained Melody」と「History Maker」の2曲でしたが、世間では中々厳しい意見が上がってきていました。
Mステ2時間SPで生歌を披露!
2017年6月30日に放送された「ミュージックステーション」で、「Unchained Melody(サタデーステーションエンディング曲)」を披露しました。
こちらがテレビ初公開のディーンフジオカさんの歌う姿です。
とても気持ちよさそうに歌っていますね。
しかしながら、このときの世見の反応は中々厳しいものがありました。
mステの時から思ってたけど、ディーンフジオカ歌下手やし、歌詞の中二感ヤバい。見ててつらい。w
— may ♡ (@gotjatjn) July 1, 2017
ディーンフジオカ
昨日のMステでも思ったけど
歌めっちゃ下手やん
ラップもただ詰め込んでるだけだし
音程迷子で転調地獄やん所詮顔だけ………?
ゆうてそこまで顔よくないけどwつか
あれが大佐とか私は認めんぞ………ゴリゴリゴリ押し
ゴーリキーの二の舞だなこりゃw— ポンコツのポンちゃん@膝がフランケン (@miku__0210) July 1, 2017
歌声というよりもラップや歌詞の内容に関しての評判が悪いようですね…。
「THE MUSIC DAY 願いが叶う夏」で生声を披露!
2017年7月1日の「THE MUSIC DAY 願いが叶う夏」では、「Unchained Melody」をシンガポールから生中継で披露しましたが、この時の世見の反応も微妙な感じでした。
“ファンの間では「歌う“おディーン様”がステキすぎる」などと喜ばれているが、ファン以外からは別の意味で驚きの声が噴出している“
引用元:【本当にアジアのスター?ディーン・フジオカの「歌声」に視聴者が愕然!(Asa-Jo)】
ファンの間では黄色い声が飛び交っていましたが、ファン以外の反応は先ほどの楽曲同様にいまいちといった様子。
- ズコーッ!
- 何でしょうかコレ
- 恥ずかしい歌がまた・・・
ディーンフジオカさんの歌については、もちろん好評だったものもあります。
それは、2016年10月7日から、配信限定にてリリースされた、アニメ『ユーリ!!! on ICE』のオープニングテーマ「History Maker」です。
この楽曲の歌詞は全て英語ですが、ワルツのリズムでゆったり始まり、最後には壮大な広がりを感じる1曲となっています。
では、「Unchained Melody」については、世間はどんな反応だったのでしょうか。
否定的な意見
- 正直、下手。
- 音痴過ぎる。
ディーンフジオカは、私は歌上手いとは思わないな
ずっと演技だけやってれば良かったものを……
声が歌に向いてないって言うか?ww
まあ内容もアレなアニメだしお似合いじゃないっすか(鼻ほじ)— ラシャ (@realfigure888) 2017年7月23日
高評価な意見
- さすが、うまい!!
- 声量があるのがうらやましい。
- 想像以上にかっこいい。
- 声がすごく良い。
- 圧倒的な歌唱力。
ディーンフジオカ UnchainedMelody聴いてるなう昨日ミュージックフェアーで歌っててかっこいいラップに惚れたしディーンさんうますぎるねん pic.twitter.com/9N9siAOAub
— こじみーおん神推し (@Hiro_K1217) 2017年7月22日
曲により評価が分かれる
「こっちはいいけど、ここはちょっと」という意見も上がってきています。
ディーンフジオカ、歌やばい…
ユーリのやつは嫌いじゃなかっけど…ラップ…— pチャム (@tottoco_pcham) July 15, 2017
ディーンフジオカの歌はサウンドにこだわった感はわかるけど歌が付いて行ってない。
— 福耳 (@satochuchu1002) July 15, 2017
ディーンフジオカってあんなにかっこいいのに、ヘンテコな歌とラップを気持ちよさそうに歌ってるの、天は二物を与えずって感じで、そこから好きになった
— ヨー (@shirogohan____) July 13, 2017
ディーンフジオカの声は好きだけど歌は好きじゃない。ラップがあんまり…(笑)
お芝居してる方が好きだな。— みく (@mk39_oO) July 22, 2017
ディーンフジオカさんの歌声について下記のような記事も上がっていました。
“「端正な顔立ちをしたディーンフジオカさんの歌声が、あまりにまっすぐで素朴すぎて、初めて歌声を聞いた視聴者に衝撃が走ったようだ(音楽誌ライター)“
引用元:【本当にアジアのスター?ディーン・フジオカの「歌声」に視聴者が愕然!(Asa-Jo)】
肯定的な意見はあるものの、総じてディーンフジオカさんのテレビで披露した歌は“ダサい”との評価の方が多いんですね…。
ディーンフジオカさんの歌声に対する世間の反応は、ざっくりと肯定派・否定派・どちらでもない派の3つに分かれましたが、なぜここまで意見が違ったのでしょうか。
実際に世間で言われている、評価についてご紹介しながら、その理由についても探っていきます!
ディーンフジオカの歌がダサいと話題に!
甘いルックスと、モデルもこなすスタイル。そして俳優としての演技力。プライベートでは、すでに結婚しており、2014年に双子が誕生。2017年には3人目の子供も誕生し、今は3児のパパでもあります。
“天は二物を与えず”とよく言いますが、どうやら天は、ディーンフジオカさんには、色々な才能を与えてくれたようです。
しかし歌唱力に関しては意見が分かれ、まだ決着がついていないようです。
そこで、ディーンフジオカさんの歌が“ダサい”と言われている理由がどこにあるのかを、5つの項目に分けて検証していきたいと思います。
ダサい理由は歌が下手?
1つ目は、そもそもディーンフジオカさんは、歌が下手なのではないか?という根本的な所から検証してみましょう。
もっぱらネット上では、こんな批評があるようです。
“2017年7月3日現在「ディーン・フジオカ」で検索すると、予測変換で「歌下手」と出て来る」(音楽誌ライター)“
引用元:【本当にアジアのスター?ディーン・フジオカの「歌声」に視聴者が愕然!(Asa-Jo)】
ディーンフジオカさんは、本当に歌が下手なのでしょうか。
そもそも、ディーンフジオカさんは生まれた頃から、音楽にどっぷりな環境で育ちました。
ディーンフジオカさんの母親はピアノの先生だった影響で、幼少期からピアノを習っていたとのこと。家では、いつもクラシックが流れているという、音楽に恵まれた環境だったようです。
当時を振り返ってディーンフジオカさんはこう語っていました。
“家の中には楽器もたくさんあって自然と音楽に親しめる環境だった。洋楽も聞き始め、メタリカやニルヴァーナなど、激しい音楽を聞くようになり、ギターに転向。高校に入ってからいくつかバンドも組んだ”
引用元:【ディーン・フジオカさん(俳優・ミュージシャン)「海外で得た経験や価値観は、日本を豊かにする原動力になる」(JUNGLE CITY.com)】
自然に音楽に囲まれた環境で育ち、高校卒業後、アメリカはシアトルへ留学という形で飛び出したディーンフジオカさんですが、ここで得た経験が後々、音楽活動に本格的に取り組むききっかけになりました。
留学先のシアトルで、飛び入りでクラブイベントなどに顔を出しラップを披露したり、その後アジアを放浪していた時期には、台湾のイベントでボイスパーカッションをやっていたり、と自由に音楽と触れ合ってきました。
こんな地盤があったからこそ、2004年に香港にいた時、人生の大きな転機が訪れます。
“たまたまクラブイベントに行って、飛び入りでラップを披露したら、終わった後に、「モデルをやってみないか」とスカウトされた。”
引用元:【ディーン・フジオカさん(俳優・ミュージシャン)「海外で得た経験や価値観は、日本を豊かにする原動力になる」(JUNGLE CITY.vom)】
その後、ファッションショー、テレビ、CM、ミュージクビデオへの出演がどんどん舞い込んで来るようになりました。
そして、モデルの次に2006年に、香港で公開された映画「8月の物語」で俳優デビューを果たすことになります。
さすがに、歌が下手だとイケメンであってもスカウトされなかったと思いますので、一定の歌唱力はあると言えるでしょう。
さらに、ディーンフジオカさんの音楽センスに目をつけた人物もいます。
ディーンフジオカさんが「History Maker」を手がけたきっかけは、なんと『ユーリ!!! on ICE』の原作者からの、熱いラブコール受けてのことだったんです!
“マンガ家の久保ミツロウさんの、熱烈なオファーを受けて、オープニングテーマを担当することが決定”
引用元:【久保ミツロウの熱烈オファー実る!DEAN FUJIOKA、スケートアニメにOP曲提供(音楽ナタリー)】
更に、この「History Maker」は、アキバ総研という、アニメやアキバ系カルチャーのポータルサイトが主催した、「あにぽた」で、公式投票企画「オープニングテーマ人気投票2016秋アニメ」の結果で、見事1位を獲得しているんです!
そして、“ダサい”問題に火をつけた「Unchained Melody」も、報道番組「サタデーステーション」「サンデーステーション」のエンディング曲として採用されています。
本当に歌唱力がないなら、作品だけではなく使用される楽曲にも耳の肥えたアニメファンが「History Maker」に投票することもないですよね。
更に、真面目な報道番組のテーマ曲に採用されることは、まずありえません。
以上のことから、まず、ディーンフジオカさんの“ダサい”問題は、歌が下手だからではない、と言っていいでしょう。
ダサい理由は歌唱力?
でも、素人でもカラオケの採点で100点を出せる人など、たくさんいますよね。では、本当にただ、“上手い”だけではなく、歌唱力も伴っているのでしょうか。
やはり、ここは長く色んな音楽を聞いて耳の確かな、有名な人たちの声で判断していきましょう。
“2016年1月22日放送の「A-Studio」にディーンフジオカが出演。ギターの生演奏も披露。その腕前に、笑福亭鶴瓶さんも「めちゃくちゃ上手いやんか!」。早見あかりさんも「才能の塊ですね」とMC陣も絶賛するほど”
引用元:【ディーン・フジオカのギター生演奏に鶴瓶も熱狂!(Walker+)】
そして、この有名なアーティストからも絶賛の声が!
“槇原敬之さんがご自身のラジオの中でこの曲はかっこいいと絶賛!あの槇原敬之さんに曲を褒められるなんて、ミュージシャンとしても、素晴らしいということ。しかも歌声に関しては、今の(日本の音楽)市場にはない歌声と評価。”
引用元:【俳優ディーンフジオカの歌は上手い?下手?歌手活動まとめ【動画多数】(KYUN KYUN)】
シンガーソングライターとして長年活躍し続けている槇原敬之さんに賞賛されるなんて、本物ですよね!
この評価に対して、ディーンフジオカさんは自身のツイッターで大喜びしています。
有難き幸せ https://t.co/BNMHxIq2yJ
— Dean Fujioka 藤岡靛 (@DeanFujioka) 2016年10月22日
更には、新旧洋邦問わず膨大な楽曲を知る、ラジオDJ、ナレーター、タレント、俳優でもある、小林克也さんも「History Maker」についてこう語っています。
“「アニメの主題歌だけにしておくのはもったいない」ディーンフジオカさんは、作詞や作曲もプロから見ても素晴らしい”
引用元:【俳優ディーンフジオカの歌は上手い?下手?歌手活動まとめ【動画多数】(KYUN KYUN)】
先輩アーティストや、音楽に精通している人からの賞賛だけではありません。ネット上にも「History Maker」の出来映えを高評価する声が多く見られました。
- 華やかで聴き映えがする曲だよね
- 「History Maker」良かった
2:History Maker(ディーンフジオカ)
ユーリのOPって言えば通じる
自分がディーンフジオカめちゃくちゃ好きで何か聴いてみようと思って聴いた曲
多分みんなサビ部分の「born to make history」が頭に残ると思う、それくらい何度もいうぞ
めちゃんこ恰好いい— ふに崎千夏 (@fini623) July 20, 2017
これだけでも、充分ディーンフジオカさんは、“ちょっと歌が上手い人”ではなく、色んな地盤の上に知識や感性が、デコレーションされて形作られた、本物の歌唱力の持ち主だということが分かりますね。
後半に続きます!
ダサい理由はラップ!
2017年6月30日に放送された「ミュージックステーション」で、歌った「Unchained Melody」の中には、日本語と英語の混ざったラップ部分があるのですが、そこがどうも、今回の“ダサい”問題の中核のようなんです。
実際、このラップ部分に関しては、先ほどもお伝えした通り厳しい意見が上がってきています。
- ラップはダメだね
- 役者だけやってたほうがいい
- 素人くさい
- これラップとは言えないよね
- 聞いているこっちが恥ずかしい
- アジアで売れているって本当?
- ジャニーズのラップの方が上手く聞こえる
ディーンフジオカの歌、韻は全然踏まないのな。
— HIRO- (@kmt63onelove) July 22, 2017
ディーンフジオカのラップ、流石に酷くないですか
韻一切踏んでないぞ— 久保純一 (@bonkura_kubo) July 22, 2017
ディーンフジオカ
好きなのに
韻踏めてないよー
残念だよー#ディーンフジオカ#ラップ ?#Mステ— eri (@eri12975253) June 30, 2017
いわゆる、ラップで重要視される“韻を踏む”というのが、ディーンフジオカさんの「Unchained Melody」には無いとの意見が大多数なんです。
日本人のラッパーで有名な人といえば、KREVA(くれば)さんですが、“韻を踏む”というのが分かりやすい楽曲が、2007年3月14日に発売された「アグレッシ部」という曲です。
“この気持ち 嘘じゃない
誰がなんと言おうと 動かない
あつくなっても曇らない 視界
目 そらさない 先長い未来”
全てフレーズの最後が「い」で終わるように言葉が選ばれていて、それがきっちりリズムにはまっています。
対して、ディーンフジオカさんの「Unchained Melody」はどうでしょうか。
“一人向き合った 本当に好きなモノは何か?
本当に恐ろしいモノは一体なんなのか?
わからないでこの命 終わってしまうんだろうか?
おまえを愛する気持ちに理由なんてあるのか?”
確かにKREVAさんの歌詞と並べてみると、“ポエム”のような歌詞で一文節が長いですよね。日本のラップにはあまりみられないタイプなので、違和感を覚えた人が多いのが現状でしょう。
ラップに限らず、英語の歌は短い時間で長文を詰め込めるので、伝えられるメッセージの量が多くなります。
しかし、一音一音ハッキリ発音しないと伝わりにくい日本語は、1曲の中に詰め込める文字数が圧倒的に少ないのは確かです。
でも、実は今日本の音楽シーンには、ディーンフジオカさんが「ミュージックステーション」で披露したような、“語り系”のラップも除々に日本国内で人気を高めています。
例としては、
DAOKO(だをこ)さん 「水星」
Tofubeatsさん 「Too Many Girls (Feat. KREVA)」
この2人に代表されるような、あえて韻を踏むことを意識せず、詩のような歌詞をリズムに乗せて歌う、“ポエトリー”というスタイルがあります。
また、流れるような歌詞の中で、実はしっかり韻を踏んでいるスタイルを貫いているのが、Genius P.J’s(ジーニアスピージェーズ)です。
Genius P.J’sの歌詞には、英語も日本語混ざったものもあり、一見DAOKOさんや、Tofubeatsさんのように“ポエトリー”っぽい、と感じる人も多いんですが実はしっかり韻を踏んでいるという、また違ったスタイルのラップもあります。
「come back home」
「SINCE」
一言にラップと言っても、色んな表現方法があるということが分かりましたね!
一般的に“ラップ=韻を踏む=HIP HOP”という印象があるので、ディーンフジオカさんのラップはこういったスタイルではないため評判が悪いと推測できます。
ダサい理由は楽曲!
さて、ディーンフジオカさんが“ダサい”と言われている理由の4つ目として、そもそも楽曲自体が“ダサい”のではないか、という点について検証してみます。
そこには、あまり知られていないディーンフジオカさんの、音楽にまつわるルーツが隠されていました。
ディーンフジオカさんは高校卒業後、アメリカはシアトルの大学に進学しました。これはかねてからのディーンフジオカさんの夢だったそうです。
“シアトルにした理由は、アメリカが最先端のような気がした事。音楽も、メタリカやニルヴァーナ、マイケル・ジャクソンさんを輩出した国なら、見たことのないものが見られる期待があった」”
引用元:【ディーン・フジオカさん(俳優・ミュージシャン)「海外で得た経験や価値観は、日本を豊かにする原動力になる」(JUNGLE CITY.com)】
ディーンにフジオカさんは、留学先のシアトルで、クラブに出入りしたりして、アメリカの音楽文化と過ごした後、2006年~2008年まで台湾で俳優業をし、その後インドネシアのジャカルタに渡ります。
そこで、今でも音楽のパートナーとして親交の深い、DJ SUMOさんに出会い、全く違う文化に衝撃を受けながら、本格的に音楽活動を開始しました。
この出会いを皮切りに、DJ SUMOさんと5年の歳月をかけて出来上がったアルバム「Cycle」が、2016年3月30日に発売されました。
収録されている曲は、歌詞は英語、中国語、日本語の3つの言語で綴られ、日本語のみで歌われているのは1曲のみという、国際色豊かなものです。
そして「Unchained Melody」や「History Maker」を含む計4曲が収録された、「Permanent Vacation/Unchained melody」が2017年7月5日に、日本で初めて全国発売されました。
こちらのCDは収録曲は同じですが、ジャケットがそれぞれ違う「通常版」「初回盤A」「初回盤B」の3枚同時発売となっています。ファンには悩ましいリリース方法ですね。
下のジャケット画像は「初回盤B」のものです。
更に詳しい情報は下記の特設サイトに掲載されていますのでそちらをご覧くださいね。
→「Permanent Vacation/Unchained melody」特設サイト
ディーンフジオカさんは世界を放浪して、様々な国や人種の文化、思想、風土、そして音楽に触れて来ました。それらが、色んな色の糸のようになって、ペルシャ絨毯のように織り込まれて、今の音楽スタイルに行き着いたんですね。
“「ミュージシャンとしての活動は、一番自分の本質を出せる場。詞や曲を書くときは、自分の中から出ているものだと思う」”
引用元:【ディーン・フジオカ「ステージに上がると素の自分が出ちゃう」(Walker+)】
こうやって生まれた独特の感性で作られた楽曲だからこそ、日本の音楽シーンに慣れた人たちからすると、斬新過ぎて受け入れにくかった、というのが“ダサい”問題の根底にあるのでしょう。
後半に続きます!
ダサい理由は総じてイメージ違い!
俳優としてのディーンフジオカさんは、ファンの間では“おディーン様”と呼ばれています。
映画やドラマで見せる、ジャンルは違えど、大人の男の色気たっぷりな姿にファンは魅了されています。
2015年9月から放送された、ドラマ「あさが来た」の五代友厚役で大ブレイクしたディーンフジオカさん。妻を懸命に支える五代友厚が亡くなり番組を去る際には、“五代ロス”という言葉まで生み出したほどです。
そして、2016年1月から放送されたドラマ「ダメな私に恋してください」では、五代友厚とは正反対のドSメガネ男、黒沢歩を演じ、そのギャップで“萌え”させました。
台湾では、2007年1月から放送された「ホントの恋の見つけかた」では、天才ピアニスト役として本名の藤岡竜雄役として出演し、1%取れればヒットと言われる中国で、驚異の8%という視聴率を取りました。
このドラマでも、主人公に恋心を寄せる一途な姿を見せ、アジアに名を知らしめました。
現在、2017年6月24日公開の映画「結婚」では、次々と女性を虜にする、結婚詐欺師を演じるディーンフジオカさん。
“35館だけの小規模な公開ながら、週末興収で1、400万を超える好スタート”
引用元:【ディーン・フジオカ主演『結婚』週末興収1,400万を超える好スタート!(T-SITE NEWS)】
これまた、様々な手段で女性を虜にする姿に、何度も映画館に足を運ぶ女性がいるほどです。
こんな俳優としての顔をずっと見てきた、世間からすると、突然生歌を披露し、熱く、ストリートテイストな歌詞で真っ直ぐに気持ちをぶつけて来た、ディーンフジオカさんに戸惑いを隠せなかったのが、正直なところなのでしょう。
元々ディーンフジオカさんに対して持っていた、女性を虜にするようなセクシーな面や、意外に似合う眼鏡男子だったりと、俳優業の中で創り上げられたイメージ。
それが生歌を披露して、色んな意味で覆されたことによって、今回の“ダサい”問題を引き起こした、ということが分かりました。
では、今後ディーンフジオカさんが、ミュージシャンとしてもっと活躍するには、どんな方法があるかちょっと考えてみました。
ディーンフジオカに合う楽曲とは?
これまで、色んな楽曲を作って来た、ディーンフジオカさん。では、ディーンフジオカさんが、日本でミュージシャンとして売れるような曲、似合う曲、となるとどんなものがいいでしょうか。
独自に調査したところ、ちょっとした手がかりを発見しました。
“情報番組「ビビット」で、椎名林檎さんの「丸の内サディスティック」を歌う、ディーンフジオカさんの様子が放送された。山崎まさよしさんに似ている”
引用元:【俳優ディーンフジオカの歌は上手い?下手?歌手活動まとめ【動画多数】(KYUN KYUN)】
そうなんです!確かに山崎まさよしさんの、少し鼻にかかった歌声、なおかつ男性の中でも、高いキーが出せているところがかなり似ているんです。
モノマネというよりは、自然に歌っている様子でした。山崎まさよしさんの曲で言うと「セロリ」のような曲を、ギター1本で歌って欲しいですね。
では、この声を活かすとなると、他にも色んなアーティストの曲がありました!
- スキマスイッチの大橋卓弥さん「全力少年」
- スネオヘアーの渡辺健二さん「Slow dance」
- スガシカオさん「午後のパレード」
こういった声色と、アップテンポで明るい曲がとても合いそうですね。
世間では英語が話せるという能力を活かして、
- 英語で歌えば良くなるはず
という声もあります。
ディーンフジオカさんは1944年のメル・トーメさんとボブ・ウェルズさんの名曲「The Christmas Song」をカバーしてるんですよね!
これがとても優しい歌声でこんな甘い声で、弾き語りなんてされたら、オチてしまう女性が続出でしょう。やはりディーンフジオカさんは英語の歌の方が合っているのかもしれませんね。
更に、こんな声もありました。
L’Arc〜en〜CielのhydeさんとTOKIOの長瀬智也さんの声を足して2で割った感じ
2017年6月21日に放送されたバラエティ番組「TOKIOカケル」に、ディーンフジオカさんが出演した際に、即興で長瀬智也さんとギターで、セッションをしているんです。
残念ながら、この時は歌はありませんでしたが、ギターの腕前もさることながら、「Unchained Melody」を歌っている時のような、パワフルな声量があって伸びやかな声、という意味では長瀬智也さんの歌声に似ています。
粘りのある声で言うなら、L’Arc-en-Ciel(ラルクアンシエル)のhydeさんや、河村隆一さん、もっと言えば井上陽水さんにも似ていますね。
もちろん、ディーンフジオカさん自身が手がける楽曲の進化にも期待を持っていますが、せっかくなので日本でも流行るような曲があったらいいな、と思いますね。
もしくは、今回取り上げたアーティストとの共演や、カバー、更には作詞作曲の提供などもあると、また新たなディーンフジオカさんの一面が見られそうです。
日本のアーティストとのマッチングによって、ディーンフジオカさんの中に新しい“色”が増えて、日本でも流行る曲が出来たら、と思うと期待が高まりますね。
俳優、音楽、写真、絵画など、算数のように“正解”というものが存在しない、クリエイティブなことをやっていると、やはり、共感して賞賛してくれる人もいますが、逆に批判され、否定されることもあります。
ディーンフジオカさんも、色んな国を渡り歩き、甘いルックスからは想像できない、ワイルドな経験の中から、音楽や映像というジャンルで、自分を体現しようとしているのでしょう。
その中に賛否両論あっても、決しておかしいことではないんです。これは受け取り手の感性の違いなので、いたしかたないことだと思います。
むしろ、ディーンフジオカさんがそれほど注目されている、ということの証ではないでしょうか。
いくら、容姿や才能に恵まれていても、努力をし続けて来た1人の人間ですから、ディーンフジオカさんも「認められたい」と願っているはずです。
“音楽は見えないものだから、最も掴みがたいもの。何事も、「やってみなきゃわかんない」“
引用元:【人生をサバイブする旅人の方法論 DEAN FUJIOKAインタビュー(CINRNET)】
この言葉がディーンフジオカさん、という人間そのものを現しているのではないでしょうか。
歌の上手・下手の感じかたは人それぞれですが、さまざまな国を旅して感じた事を歌にしてきたディーンフジオカさんの歌をぜひ一度聴いてみてはいかがでしょうか?
これからのディーンフジオカさんの活躍に、大いに期待を寄せたいと思います。
ディーンさんへの深い愛は伝わりました。
私はドラマを観ないので、俳優としてのイメージとかも一切ありません。ディーンさんの音楽は友人がファンなので聞いた事はありますが…歌が下手だとは思いません。歌手って考えるとないですねー‼︎とくにラップは本当になし‼︎
ライブもおディーン様ファンばかり、彼の音楽性を好んでCD買ったり、ライブに行ったりする人はほぼいないかと思います。
おまえ、ディーン好きやん。ディーンは歌気持ち悪いし、演技も下手くそ。いーとこない俳優気取りの素人様ですよ。