ディーンフジオカの演技が下手だと評判になった理由はあのドラマ?
モデル、俳優、映画監督、ミュージシャンと幅広く活躍しているディーンフジオカさんに演技が下手との評判が?
理由はあのドラマにあるのか?真相を要チェック!
NHK朝ドラ「あさが来た」に出演して一躍人気が出たディーンフジオカさん。
そのため、「ディーンフジオカさんといえば俳優さんだ!」というイメージを持つ方が多いと思います。
現在は俳優業を中心に活躍し、ドラマ「ダメな私に恋してください」への出演や、2017年冬に公開予定の映画「鋼の錬金術師」にも出演が決定している今をときめく俳優さんですね。
しかし、ディーンフジオカさんが演技が下手だと評判になっているようです。これはいったいどういうことなのでしょうか?
ディーンフジオカは演技が下手?
ディーンフジオカさんといえば、NHK朝ドラ「あさが来た」の五代友厚の役ですよね。
この役は本当にディーンフジオカさんにぴったりのはまり役で、ドラマを見ていた方から「五代様」と呼ばれるほどの人気ぶりでした。
ドラマの中で五代友厚は死んでしまうのですが、余りの人気ぶりに混乱を避けるため、五代友厚が亡くなる回は事前に告知され、さらに亡くなってしまった後についても、「五代ロス」なる現象が起こるほど。
Twitterなどでも、五代友厚が亡くなって今後出演が減ることに関して悲しむ声が多数あり、ドラマの中で主人公の白岡あさの夢に出てきたときの歓喜の声もそれはものすごいものでした。
週刊誌「AERA」の2016年2月8日号では、番組制作統括の佐野元彦さんが、五代友厚の死ぬ回は本来2015年12月末だったことを明かしました。
余りの人気に、脚本を担当する大森美香さんに依頼し、シナリオを書き換えて1月放送日まで寿命を延ばしてもらったという経緯があったそうです。
ドラマのシナリオすらも変えてしまう人気っぷり、本当にすごいものでしたね。
しかし、普通に考えたらここまで人気が出たのなら演技が下手だということはないのではないかと思います。
確かにディーンフジオカさんは極めて爽やかなイケメンですが、ひどい演技だったら「イケメンだけど演技が…」という評判が立つはずだと思うのです。
しかし、「あさが来た」放送中はそういった声は全くと言っていいほど聞かれませんでした。
ディーンフジオカさんは、「あさが来た」以降もいくつかドラマに出演しています。いったいどのドラマで❝演技が下手❞だと言われているのでしょうか?
ディーンフジオカの演技が下手だと評判になった理由
ディーンフジオカさんの演技が下手だという評判が立った理由はズバリ、ドラマ「ダメな私に恋してください」の黒沢歩の役柄です。
TwitterやSNSでは
- 演技が下手すぎて新人かと思った
- 演技が硬くて表情が全部同じじゃねーか
- 演技が棒過ぎて見てて恥ずかしい
などなど、まさに非難ごうごうといった感じです。
また、同ドラマではディーンフジオカさんの走り方についてもこんな噂が上がっていました。
→ディーンフジオカの走り方が評判に!名前の由来や性格が意外!
ディーンフジオカさんの役柄、黒沢歩について少し触れてみます。
どんな役柄かというと
元ヤンで怖いが面倒見は良い。基本的にドSな男
えーと❝面倒見がよい❞分かります。が、元ヤンでドS?スゴイ難しい設定の役柄なんですよね。
正直に申し上げますと、これはミスキャストの典型的なものではないか、と思います。あの見た目でドSってちょっと想像できませんよね…。
しかし、ディーンフジオカさんにはものすごいタトゥーが入っているとの噂があるので、そのことを知っていてのキャスティングだったのかも?
ディーンフジオカさんのタトゥー画像はコチラ!
→ディーンフジオカと嫁のタトゥーが凄い!妻の大富豪や年齢が判明!
確かに、俳優さんというのは演技をするのがお仕事です。どんな役でもきっちり見る側に伝わるように演技をすることが大切だということも良くわかります。
例えばの話ですが、加藤諒さんに
「生まれた時から怖がられ、誰も手が付けられない暴れん坊。歩くだけで人は恐怖で道を譲る。」
ような男性の役ができるのでしょうか?
この方が加藤諒さんですが、そんな風なイメージはできませんよね。
同じように、男も見惚れるようなディーンフジオカさんが元ヤンでドSというのも、少し無理があったということですね。
人間というのは、イメージにかなり縛られる生き物です。あれほど人気が出た、「あさが来た」の五代友厚の役柄イメージを引きずらないわけがありません。
確かに、「ダメな私に恋してください」のディーンフジオカさんは上手な演技をしているとはいえませんが、それはディーンフジオカさんだけに非があるものでもないと思います。
演技が下手だという評判が非常に多くなってしまったディーンフジオカさん、今後は演技下手のイメージ、「あさが来た」の五代友厚のイメージを以下に覆していくかが今後の活躍に関わってきそうですね。
後半に続きます!
ディーンフジオカ、イメージを覆せるか?
先ほどは、ディーンフジオカさんの演技が下手と評判になってしまった理由についてお伝えしてきましたが、今後の演技については、このままでいいと思っています。
五代友厚のイメージを覆す必要はないのではないか、と。
俳優さんには大きく分けて2種類いると思っています。
- 役柄に入り込み、どんなにイメージと違うキャラでも演じきれる人
- 自然にその人のキャラを生かして演じたほうが❝サマ❞になる人
です。
前者の代表的な俳優さんが、山田孝之さんと松山ケンイチさん、後者は俳優専門ではないのですが、いかりや長介さんと木村拓哉さんです。
山田孝之さんは「世界の中心で愛を叫ぶ」で爽やかな高校生役を演じたと思った一年後、「電車男」でオタク役を見事に演じ切りました。
松山ケンイチさんも「デスノート」のL役は凄かったですし、「デトロイトメタルシティ」のクラウザー様役も度肝を抜かれました。
対して、いかりや長介さんはまさにあの感じを生かしたはまり役「踊る大捜査線」の和久平八郎役が素晴らしいものでした。
そして木村拓哉さんは本当にいろいろな役をやっていますが、そのどれもが木村拓哉さんでどの演技も非常に光っていました。
「華麗なる一族」と「HERO」は全く性格の違う役を演じましたが、どちらも自然で素晴らしい演技だと思います。
ディーンフジオカさんも恐らく自然な演技を得意とするのでは、と私は思っています。
「あさが来た」と「ダメな私に恋してください」ではちょっと方向性が違いすぎていますよね。
なので、ディーンフジオカさんはいかりや長介さんや木村拓哉さんのように、イメージを崩すことなく自然に演技ができる俳優さんになればいいのではないか、と思います。
イメージは覆すのも大変ですが、保ち続けることも大変なことですからね。
俳優さんの中には、「憑依型演技」と言われるほど役柄になりきってしまう方がいます。
「ヘルタースケルター」に出演した沢尻エリカさんはまさにそういう女優さんです。この作品のあと役柄から抜け切れず、舞台挨拶もPR活動もすべて休止しないと役から抜けられないほどだったそうです。
沢尻エリカさんが語るように、こういう方は「魂を削って演技した」という感覚なのだそうです。もちろんこれはものすごいことだと思います。
でも、演技というのはそれだけではないと思うのです。爽やかな一陣の風が吹くように、さらっと自然にだけど心に残る。これだって立派な演技です。
ディーンフジオカさんは、俳優として注目され始めてからまだ日が浅く、どんな役が合うのか不明瞭な部分があるかもしれません。
しかし、「あさが来た」の五代友厚役は素晴らしいものでした。またあのように、自然に爽やかに演じる役が来ることでしょう。
また、ディーンフジオカさんはプライベートでボクシングや中国武術で体を鍛えているので今後はアクション俳優としての活躍も期待できそうです。
→ディーンフジオカの体重は身長の割に軽い?意外な筋肉に衝撃!
そんな自然派俳優として大成することを願ってやみません。
では、「あさが来た」で癒されに行ってきます!